ドンマイ

『あねとあなた』さんの作品

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『今日一年生』

作 あねとあなた

明日から一年生
でも、みど君嬉しくない。
だって、お友達と学校違うから。

みど君の仲良しは隣の小学校へ行きます。
ランドセルはピカピカだけどみど君の心はブルーでした。

でも次の日――

入学式の前に、おトイレに行きたくなったみど君。
キョロキョロ、トイレの場所を探します。

すると後ろから声がしました。
「一年生?トイレこっちだよ」
背の高い男の子が手を振ってトイレまで連れて行ってくれました。

みど君がトイレでおしっこをしていると男の子が言いました。
「明日一緒に遊ぼうか?一年生名前は?」
「さかいみど」
みど君は嬉しくなって大きな声で言いました。
「さかい?三年生に兄ちゃんいるか?あおいっていうんだけど」
「あおい君?」
みど君はお兄ちゃんとは呼びません。
「俺、六年生の白井、白ちゃんって呼んで良いぞ。明日の休み時間、遊ぼうな?」
はじめて会った子だけどみど君は嬉しくなりました。
白ちゃんは六年生で児童会の子でした。

約束通り、みど君と遊んでくれました。
でも、白ちゃんはみど君に言いました。
「一年の子ともちゃんと遊べよ」
みど君はそう言われてべそをかきました。
「幼稚園のときの友達いなくなっちゃった」
白ちゃんはみど君の頭をなでながら言いました。
「一年と六年の合同レクリエーションがあるから、それで一緒に遊んだら友達できるぞ。」
「でも・・・」
みど君は不安です。

――
合同レクリエーションの時、白ちゃんは
「今からレクリエーションをします。でも隣の人と手を握って挨拶しながら進みます。」
すると、白ちゃんは言いました。
「隣の人と手を握った?」
みど君はクラスの女の子と手を握りました。
続けて、
「前の人と挨拶した」

白ちゃんはいろんな指示を出してみんなは遊びました。
遊んでいる内にみど君はいろんな子とおしゃべりしました。

たった、二日しか行っていないけれど、みど君は小学校が楽しくなりました。
「明日クラスの子と遊ぼうかな?」
みど君はわくわくしました。


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